「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」
とてもスタイリッシュでかっこいい映像に引きつけられます。
オカルト的で謎めいた設定やシナリオも、そういったものが好きな僕にはワクワクドキドキでした。
ストーリーの内容としては、いよいよ最年少になった主人公「碇シンジ」が14歳という若さで世界崩壊の鍵を握らされて、14歳でまだ何もわからない、判断できないなりに、考えるも思考がショートし、仕方なく周りのせいにしてみて行動して、結局・・・。
というような感じです。
完全に僕の主観です。
ここからはネタバレも含むのですが、
(注意!)
以前の劇場版と違い、今回はアスカがシンジを助けます。
まあ、シンジくん14歳に対して、アスカ実年齢28・9歳?になるので、当然といえば当然ですが。
なんにせよ、かっこうとしては、女性が男性を助ける、という形になります。
それどころか、ラストシーンは、女性が男性を導く、というような形になっています。
ヱヴァンゲリヲンのテーマの一つは、母性を追い求める男性像だと思います。
しかし、アスカには母性なんてありません。
母性といえば、綾波レイの担当です。実際に碇シンジのお母さんのクローンなわけですから。
アスカには純粋な女性のパワーを感じます。
今回は眼帯をして、より男っぽくなったのですが、それでも、「男」になったわけではなく、女性として強くなっている感じです。
他のキャラクターも女性のキャラは皆、崩壊した世界で強く生きています。
僕はここから、これからの世界は女性がリードしていくだろうと思いました。
しかし、これは、今までもそうだったわけです。
女性が男性を支え、先導し、世界を創ってきたのですが、決して前には出てこなかった。(出てきた人もいますが数は多くなかった)
それが、多分これからは、明から様に女性が前に出てきて、世界を作っていくのではないかと思います。
ただ、これは僕の感想であり、人によっては全く違う感想を抱くでしょう。
映画に限らず、物事には「本当の意味」というものはなく、それを感じ取る人の数だけ、意味は付与されるものだと思います。
以上です!
ではっ!
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