前世Ⅱ

昨日に引き続き、夢物語です。


最近、もう一つの前世を思い出しました。
病気で子供を亡くした母親の前世です。
そこでそういった前世があったか、カモワンタロットで観てみました。

三枚とも正位置なので、YESです。


リーディングをします。
まず一番左の「神の家」カードは、突然の変化を表します。
なので、子供を喪ってしまったことを表していると思います。
このカードは、他のタロットカードで「塔」と呼ばれています。
大抵は、不幸を表し、あまりいいイメージを持たれてはいません。
しかし、カモワンタロットでは、神の家という名になっており、同じような突然の変化を表すものの、それは、神の摂理によって、あるいは宿命としての変化を表しています。


真ん中のカード「女帝」は、母親自身を表しています。
なおかつ、彼女には“ビジョン”を見るタイプの能力があったようです。
女帝は、彼女の緑色の目でビジョンを見る、という意味があります。
最近読んでいる「聖なるガイダンス」という本で、人には神や天使からのメッセージを受け取る能力があり、その中に、“ビジョン”で受け取るタイプの能力の話も出てきます。
彼女は、その能力を自覚していたのか、どれだけはっきりと見えていたのか分かりませんが、ビジョンタイプの直感能力を持っていたということです。


一番右のカードは「恋人」のカードです。
これには直感という意味があります。
コミュニケーションや、恋愛的な意味もありますが、直感とのつながりを無視している人物、という意味もあります。
カードの上部に描かれている天使から絶えず直感は来ているのですが、下部真ん中に描かれた男性はそれに気づいていないかのようです。
もしくは、意図的に無視しているのでしょうか。


まとめると、彼女はビジョンによって神や天使からの直感を受け取る能力があったが、子供を喪ってしまったことをきっかけに、直感とのつながりを遮断してしまった、となります。


彼女は、子供の命を救ってくれるよう、教会に行き必死に祈りました。
しかし、子供は死んでしまった。
子供を喪った悲しみのあまり、彼女は神や天使とのつながりを閉じるどころか、彼らを呪ったに違いありません。
それによって彼女の直感能力は閉じてしまった。
子供の死は、その子が決めた宿命でした。
誰の力を持ってしてもそれを止めることはできなかった。
ただ、そうは言っても、子供を喪った母親の悲しみや絶望は計り知れません。
恐らく、彼女は生涯、悲しみの中に生き続けたのだと思います。


僕がこの前世を思い出したのは、神や天使とのつながりを取り戻したいと思ったからです。
つい先日、僕は「直感で生きる」と決め、宣言しました。
だから、直感を得づらくしている過去世を思い出した。
この過去世を癒すことで、より直感を得やすくすることができると思います。


僕が前世の話を書いたのは、特別今がそうなのか分かりませんが、前世を思い出しやすくなっていると感じるからです。
そしてそれは、普段の生活で現れる様々な問題に直結しています。
普通は、日々の生活に意識的でいることで、その問題を意識化し、思考して掘り下げてその問題を理解し、解消への具体的な行動を起こす、というプロセスを経て問題を解消します。
しかし、その問題に関連する前世を思い出すと、なぜかそのプロセスを通常より早く解消することができるようです。
多分、今起きている問題がその前世に分かりやすく表れているので、理解しやすくなるからだと思います。


さらに、これも今が特別そうなのか分かりませんが、「決意して、宣言する」ということをすると、問題解消のプロセスを早く体験できるようになるみたいです。
僕が、昨日のエントリーで書いた前世と、このエントリーの前世を思い出したのも、直感に従って生きると決め、宣言したからです。
そして、二つとも僕が直感で生きるにあたって解消すべきことを理解させてくれました。


普段、何気なく頭に思い浮かぶ光景や、頭の中で展開されるストーリーは、意識して想像を膨らませることで、何かのメッセージを投げかけてくれるかもしれません。