前世Ⅰ

夢物語です。


最近、フランス人画家だった前世を思い出しました。
そこで、これが前世なのか、カモワンタロットで観てみました。



三枚とも正位置なので、YESです。


彼は東南アジアかオセアニアのフランスの植民地だった地域で生活していましたが、絵で成功するためにフランスへ帰ったようです。
カードでは一番左の「吊るし」にあたります。
吊るしのカードには、世間を離れて籠もる、というような意味があります。
なので、フランスから離れて、隠遁生活を送っていたようです。


フランスへ帰った後は、絵の教師になったか、教会に仕える絵描きになったようです。
カードでは真ん中の「法皇」にあたります。
法皇には、教会や教師という意味があります。


そしてその後、孤独な人生を送ったようです。
これは、一番右のカード「隠者」の意味そのものです。
隠者は、孤独や老人という意味があります。


植民地では、現地の女性と恋愛関係にありました。
しかし、植民地にいたのでは成功できないと思い、なおかつそこで暮らすことになじめなかったのでしょう。
その地での生活を棄ててフランスに帰ったのですが、結局、植民地での日々ほど幸せな人生は得られなかった。
物質的な成功は収めたと思います。
しかし、十分に満たされた状態ではなかった。
晩年は自分で描いたその女性の絵を見ながら、過去に生き、死んでいったようです。


この前世について考えているうちに、“成功”の意味に気づきました。
本当の成功とは、「自分が十分に満足して生きている状態を達成すること」だと思います。
例えこの前世のイメージが妄想でも、こうした重要なことに気づけただけで十分意味があると思います。


今の時代、インターネットで即時に情報を得られるし、人とのやり取りもすぐできます。
また、安いコストで通話することもできます。
更に、その気になれば前世を観てもらうこともできる。
そうすると、本当は何回もの人生をかけて気づいたり、解消することをほんの数ヶ月、数週間、もしくは数日で気づいたり解消したりできるようになっている気がします。
本当に時間が早くなっている時代なのだと思いました。