現実化の鍵、統一性とは

いきなりバシャール・スピリットからの引用になりますが、

「すべての人は、その人自身を含めて誰も傷つけずに、その人の望むどんな現実も創り出していくのに必要なパワーをすでに持っている」と疑いなく知っている状態が「統一性」です。by バシャール

この意味を考えてみたいと思います。


この「統一性」英語にすると、「unity」じゃないかと思います。
動詞は「unite」。
一つにする、結合させる、というような意味。
これは、僕の知っている言葉、「統合」と似ています。


スピリチュアルで言う統合とは、光と影、陰と陽、ネガティブとポジティブという二元性を第三のポイントから見ること、と僕は理解しています。
この「第三のポイント」から見ると、二元性が消滅すると言われています。


スピリチュアルで統合と対にして考えられる用語が「分離」です。
分離とは、「人が神から離れていると感じること」だと僕は理解しています。
だから、「統合する」となると、自分と神が一体化することになります。


そうすると、どうなるか。
自分が現実を創造していると分かるとか、毎瞬々々何をすべきか分かるとか、そうゆう状態になります。
「分かる」とは、その状態をマスターしている、という意味です。


統合した状態=統一性とすると、上に引用したバシャールの言葉にも納得がいきます。
自分が神と一体化し、この現実を創造していると完全に分かっていれば、自分の望む現実を創造していると理解できるでしょう。
では、統合した状態とはどのような状態なのでしょうか。


人間の中には、ネガティブな部分とポジティブな部分があります。
大抵、人がポジティブに生きようと思ったとき、落とし穴があります。
それは、ポジティブに生きようと決めても、自分の中には必ずネガティブな部分が存在する、ということです。
そこで無理にポジティブに行きようとすると、ネガティブは否定されざるをえません。
すると、ネガティブの力は強まり、自分ではポジティブに考え、行動しているはずなのに、ネガティブな出来事や人が来ることになります。


統合的に生きるとは、自分の中のネガティブもポジティブも平等に扱うことです。
どちらも自分の中に存在していると認め、受け入れることだと思います。
自分の中のネガティブとポジティブを分けて、どちらかの立場に立つのではなく、どちらも第三のポイントから眺める、と言い換えることができるかもしれません。


ネガティブな部分とポジティブな部分を分けてしまうと、自分の中で対立が起こります。
この対立が葛藤を引き起こします。
そして、その争いは、活動するためのエネルギーを奪うので生活に支障をきたします。


先日書いた、自分の内から来るものを“全体的”に受け止める、ということも、統一性を持って生きる、統合的に生きる、と同じ意味になるのかもしれません。
ちょっとめんどくさい文章になってしまいましたが、何か感じていただければ幸いです。
ではっ!