身体知2

今回、初めてiPhoneからブログをアップしてみます。

今、札幌はものすごい湿気で、夜の気温はさほど高くないものの、湿気にはほとほと参りますね(T_T)
北海道人全般に言えるのか分かりませんが、湿気には弱いです…

さて今日は、先日書いた記事で紹介した、ほぼ日刊イトイ新聞の記事、「脳の気持ちになってかんがえてみてください」についてここ何日かで考えを深めたことを書きたいと思います。(iPhoneでフリックでブログ書くのって案外楽しいですね^^)

先日、意識(「意識、無意識」の意識ぐらいの意味)はあくまで脳や身体の感覚にレッテルを貼っているだけ、と書きました。その意識のつけたレッテルに感情がくっついてくるんだと思いますが、人は感情で動くので、そのレッテルが「怖いもの」となっていれば、「怖い」という感情が湧いて、動作も鈍く消極的になるでしょう。逆もまたしかりです。
要は、そのレッテルを変えてしまえば、感情も行動も変わってしまうわけです。

僕はこの何日間か短期でアルバイトをしていますが、ちょっとプレッシャーになるような仕事をしています。
過去に失敗し、どちらかというと苦手な仕事です。
だから、仕事に行く前なんかはけっこう緊張します。
これはこの仕事に対するレッテルが、「苦手」だったり「怖れ」だったり「不安」だったりするからです。

こうゆうレッテルというのは、たいてい思考の形で意識化されます。
「仕事嫌だな〜」といった言葉や、仕事場の風景のイメージ、陰鬱な雰囲気のビジョンが浮かんできて、陰鬱な感情が煽られます。

しかし、思考の前に身体は健康だし、ちゃんと早起きできている。そういったポジティブな状態があるわけです。
それなのに思考は、その先の仕事を意識して、なおかつ、その仕事のネガティブに感じる状態を想像しようとします。
多分ここに「意識の差」が現れます。
前述した記事の内容で言うと、この糸井さんの言葉がうまく言い表しています。

「おんなじ悩みを抱えているときでも、やっぱり、明るく考えようって言って、ちょっとでも、笑いながら考えたほうが、やっぱりうまくいくんですよ」

だから、何かをやろうとして、それについて、「何が思い浮かぶか」「どんな思考が生じるか」ではなく、身体の感覚はどうゆう風に感じてるだろう、というのをまず感じて、この感じているときだって思考は一生懸命語りかけてくるので、それがやる気を萎えさせるようなものだったら、むしろこっちから積極的に「大丈夫」とか「うまくいく」とか「ラッキー」という明るい言葉を言ったり思ったりする。
そうすることで、身体の感覚に思考を合わせていくことができます。
思考は言語であり、かつ、言語は非常に限定的です。思考が中心になって構成されている意識はやはり限定的。本当にうまくいくやり方はむしろ身体の方が知っています。(ここを無意識として、魂やハイヤーセルフやカミ、天使を当てはめてもいいかもしれません)
だからこの、「主従逆転」は理にかなっています。

思考中心で生きてくると、この身体の感覚を「説明できないもの」として排除してしまいがちですが、思考がどれだけ偏って、限定的かを納得すれば、むしろ思考だけに頼ることが危険なんだと分かってくるかもしれないですね。
ではっ！

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