知事達の思惑?

明らかに現政権の政策優先順位(脱自民党化)からは逸れる方向性であるにも関わらず、はっきり「ダメだ!」と切り捨てることもできず、知事達に突き上げをくらっても笑顔で耐える前原大臣。


しかし、知事達もバカじゃないので今までの自民党的な政策では日本はもたないし、それに国民が気づき始めていることも感じていると思う。(逆に言うとそれを感じられない知事は次回の選挙で落ちる)


だから、ダムや空港政策の方向転換に補償を確約させようと知事達もパフォーマンスしているのだと思う。(これも全ての政策は自民党がやってきたのだから、現政権にとっては言いがかり以外の何物でもない)


前原氏は下手な口約束をさせられないよう慎重に、挑発にも耐え笑っている。


だが、これは政権交代にともない必然的に生じる苦労なのだから、野党時代の虚しさに比べれば何てことないのかもしれない。


持つべきものは「不遇の時代」ということなのだろう。


P・S過去エントリーでは、民主党マニフェストを批判しました。しかし、いざ政権交代が実現し、その政権が日本を良くしようと努力しているのならば、応援します。日本を良くしようという方向性が失われない限りは…