怖れを手放す

よく拝見させていただいているサイトで、“怖れ”について読みました。
僕はその記事を、人は怖れることによって幸せから遠ざかる、というように捉えました。


確かに、僕の今の状況を見ると、怖れによって自分の道を閉ざしていると思います。
僕は今無職で、仕事を探していますが、応募から面接まで終始一貫して“仕事をすることを怖れている自分”がいることに気づきました。
また、“ひどい環境で働くことを怖れている自分”が求人情報から自分に不利な情報を拾い出そうとしているのに躍起になっていることにも気づきました。


件の記事に、ホ・オポノポノに触れている部分があったので、そのことについてタロットを引いてみました。


Q.ホ・オポノポノは怖れを手放すために効果的ですか?



写真の最上段の右側三枚の内、二枚が正位置なのでYESです。
最上段のカードは左から、「ⅩⅥ神の家」「Ⅳ皇帝」「ⅩⅩ審判」「ⅩⅡ吊るし」となっています。
皇帝のカードは、ホ・オポノポノを広めるヒューレン博士でしょう。
皇帝のカードが見ている神の家のカードには、驚き慌てる人々が描かれています。
これは、“怖れを抱く人”でしょう。
怖れを抱く人々に向けて、ヒューレン博士はホ・オポノポノを広めています。


神の家の下に出ているカードからの流れは、「Ⅲ女帝」「Ⅹ運命の輪」「愚者」「Ⅶ戦車」となっています。
これは、神の家のカードに表れている“怖れている人たち”へ向けたアドバイスとなっています。
大体の意味は、“自分を、怖れることは何もない者とイメージする”となるでしょうか。
このカードの流れは、ヒューレン博士(皇帝のカード)のビジョンです。
彼は、ホ・オポノポノを実践すると“怖れることは何もない者”というイメージを持てるようになる、と考えているのでしょう。(これは僕のカードリーディング上の解釈なので、ヒューレン博士の表現とは異なると思います)


そして、最上段の右から二番目に出ている審判のカードは、このホ・オポノポノが高次元の存在(カードでは天使として描かれている)からもたらされたものであると、示唆されているように感じます。
それによって、下に描かれた水色の人物は、怖れから解放され生まれ変わっています。


最上段の一番右の吊るしのカードは、逆位置になっています。
これは、ホ・オポノポノだけでは不十分なことを指摘しています。
ホ・オポノポノは誰でも実践できます。
しかし、自分の怖れの原因をしっかりと見て、そこにホ・オポノポノで働きかけることで、その効果は変わってくるのではないかと思います。
吊るしのカードは、怖れの本質を見ることを表しているのではないでしょうか。
吊るしのカードには、逆さまになって物を見る人物が描かれています。
“物事を逆さまから見る”というのは象徴的ですが、“物事を見えている状態とは違うように捉える”。
つまり、物事の本質を見ることを表していると思います。


物事の本質を見れるようになるためのアドバイスは、「Ⅷ正義」のカードです。
これは、判断力を表しています。
“常に釣り合いのとれた判断を下す"これが、このカードの意味合いだと思います。
そのためには日頃から、適切な判断をするための洞察力を磨く必要があります。


つまり、吊るしのカードからの流れの意味は、
「洞察力を磨くことで、物事の本質を見抜く力を養い、その目で自分自身の怖れの本質を見る」
ということではないでしょうか。


そのために、いつも拝見させていただいているサイト、PANDORAで紹介されている「相似象」が役立つと考えているので、以下の質問を観てみました。


Q.怖れを手放す上で相似象以上に効果的なものはありますか?



三枚中二枚が逆位置で出ているので、NOでした。
これはもしかすると、“僕にとって”という意味合いで出ているのかもしれません。
しかし、簡単に読んでみると、相似象以外の方法では、誰か(何か)に依存してしまう危険性があるのかもしれません。
それによって、一番右のカードである愚者が表現する、“人生の旅を歩む人たち”が迷っているかのようです。


自分の判断力を増す、ということが基本としてあり、それを踏まえた上で怖れを手放すテクニック群がある。
だから、自分の判断力を増すことを目的とした相似象が、ある意味で“効果的”なんだと思います。