聖なる予言 ジェームズ・レッドフィールド

聖なる予言 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

聖なる予言 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

ひょんなことから知人に借りて、十数年ぶりに読みました。
当時はチンプンカンプンでしたが、今読むと最近出会った知識とシンクロしてて、とてもおもしろいです^^


これは個人が次元上昇(アセンション)へ至るまでの道筋を書いた物語だと思います。


偶然の一致(シンクロニシティー)と個人のエネルギーレベルは密接に関係していて、エネルギーレベルを上げるとシンクロが加速します。(シンクロに気づきやすくなる、と言った方がいいかもしれません)
また、シンクロに導かれた流れに乗ることで、エネルギーは上昇し、結果的にアセンションしてしまう、ということのようです。


人類の目的は、より高次の存在へと進化すること、と本にあります。
そのためこの本には、「9つの知恵」として、シンクロの気づき方、エネルギーレベルの上げ方が書かれています。
今は、エネルギーレベルを上げるために様々な方法があるので、特別この本に書かれている内容を取るべきだとは思いません。
しかし、エネルギーについての考え方や、それとシンクロとの関係性については分かりやすく書かれていると思います。


また、人間関係とエネルギーについても詳しく書かれています。
人は今までエネルギーを奪い合うために争いを起こしてきた、と本にはあります。
だから、奪い合うのではなく、高め合いながら人と付き合う方法が書いてあります。
人間関係の築き方の参考にもなりそうです。
そしてそれも、エネルギーを上げシンクロの流れに乗るための知恵です。


今思えば、僕が十数年前に読んだとき納得できなかったのは、シンクロを信頼するかどうかということです。
これは第1の知恵なので、読み出しからつまづいていたことになりますね。(笑)
しかし、今では周囲に、シンクロを味わい客観的にも主観的にも幸せになって行っている人達がいるので、僕も自然とシンクロを受け入れられるようになりました。(百聞は一見に如かずです)
だからこそ、今またこの本を読むことになったんだと思います。