天地の統合

最近、ありがとう日記の作者のお宅へお邪魔しました。
そのとき、その方は、自分の恐れのことを“影”と表現していました。
そして、その恐れに目を向けて、ただ見るだけで、恐れは自分の中に入り光源になる、というようなことを言っていたように思います。(記憶違いだったらすいません^^;)


それについて僕なりに考えてみました。


人には必ず、ハイヤーセルフがあります。
それは創造神の一部で、人間と結びついて、人間意識の向上を助けてくれる存在です。
ちなみに、全ての人にハイヤーセルフがついているので、全ての人に常にガイダンスが与えられています。
だから、ときに誰かに何かを教わることがあっても、また相手が権威であっても、従いたくなければ従う必要はないと思います。
一番重要なことは、自分がハイヤーセルフと繋がり続けることだからです。
むしろ、何かに妄信的に、自分の感覚を否定してまで従うことは、葛藤を生み出します。
そうすると、ハイヤーセルフとの分離が進んでしまいます。
それは空しさや、孤独感、寂しさ、不足感として現れます。


話がそれました^^;
ハイヤーセルフは神の一部なので、光源と呼んでもいいでしょう。
光は全て神から生じていると思うので、その一部であるハイヤーセルフも同じ性質を持っていると思います。


例えて言うなら、ハイヤーセルフは、自ら光る電球です。
勿論、外部から電力を供給してもらう必要はありません。
その電球が、常に人間意識を照らしています。
そうすると影ができます。
これがエゴです。


ハイヤーセルフは愛からできているので常に生産的なメッセージを伝えます。
自信に満ちた感覚、胸が温かくなる、もしくは熱くなる感覚がハイヤーセルフの感覚だと思います。
エゴは影なのでハイヤーセルフが正なら逆の方向性、反の方向性のことを言います。
その内容は不足や不満、欠けているという感覚であり、不信を生みます。
自問自答をするとき、この感覚に意識を向けてみると分かりやすいかもしれません。
もし、自分の思考がエゴから出てきているな、と思ったら、その感覚をハイヤーセルフに投げてしまえば、恐れや不満は消えそうです。
ちなみに、北海道弁では「投げる」というと「捨てる」という意味になりますが、ここでの投げるは、放り投げるくらいの意味ですw
できる人は、投げるところを想像すればいいと思います。
ホ・オポノポノの言葉を唱えるでもいいし、ただ、ありがとうと言うだけでも投げる効果がありそうです。


エゴが消えるときとは、ハイヤーセルフと人間意識が一体化したときです。
そのとき、自分の思うことは全てハイヤーセルフの思うことと一致しています。


ハイヤーセルフはディレクターです。
ただ方向性(ディレクション)を示すだけ。
それに従うかどうかは人間意識が決めます。
そのディレクションは、思いつきの形でやってきます。
しかし、現代はエゴが優勢の時代なので、ハイヤーセルフの指示は突拍子のないものに感じることもあると思います。
だから、何か思いついたとき、胸が温かくなる感覚や自信に満ちた感覚があるかどうか確認してみるといいのかもしれません。


ハイヤーセルフと一体化するにはこの思いつきに従い続ける必要があります。
方法は単純ですが、簡単ではないそうです。(新次元の叡智という本の受け売りです。)
つまり、自分の思いつき、考えがどこから生まれたものか、常に頭の中を意識してモニターしている必要があります。
そして、それがハイヤーセルフからの思いつきだと感じたなら、即座に行動に移さなくてはいけません。
メンドクサイと感じることもありそうです。
しかしこれは、分離の感覚(空しさ、寂しさ、孤独感など)をなくす方向に生きることです。
慣れれば、満足感や充実感を感じることができると思います。
また、本音で生きること、真実を生きることでもあると思います。


最後に、もし思いつきが生まれて、それに戸惑ったときは、その意味を意識してハイヤーセルフに聞いてみるといいかもしれません。
すぐに答えが得られなくても、聞き続けることが重要です。