思い込みの修正−シータヒーリング ヴァイアナ・スタイバル著

今、シータヒーリングという本を読んでいます。

シータヒーリング

シータヒーリング

「存在の第7層」というところに意識を飛ばし、そこから「創造主」のエネルギーを借りて病気や傷を治す、という手法です。
この存在の第7層とか創造主とかは、潜在意識の深層とか、内なる神、ディヴィニティ、とか色々な呼び方ができると思います。
まだそれほどシータヒーリングを理解できていないので、詳しく書けませんが、この手法は病気や傷を治すだけではなく、思い込みや感情にも働きかけることができるそうです。


元々は著者が病気や傷を癒すために始めたことがきっかけとなっているヒーリング法なので、そちらが主な使い方ですが、癒しのプロセスの中で、どうしても癒されないクライアントや癒されることを無意識に拒むクライアントがいるのでその原因を探ってみると、思い込み、つまりその人の信念体系が癒されることを邪魔をしていたのが分かったそうです。
そこから、思い込みや感情にアプローチするテクニックもヒーリングの手法の中に取り入れるようになった、というようです。


先日読んでいた、バシャールと本田健さんの本「きっと、よくなる!」では、自分の情熱に従って行動していると、自分のネガティブな側面に出会うことが多くなる、とありました。
病気を治すのを拒む、という類の思い込みは、バシャールの言うネガティブな信念(Brief)であると思います。
また、バシャールは、ネガティブな信念は、いくつかの信念と絡み合って構造物のようになっているものもある、述べていました。


ネガティブな信念の構造物(信念体系)に関係しているかもしれませんが、シータヒーリングでは思い込みのレベルを4つに分類しています。


・思考の核レベル・・・幼少期に教えられて受け入れた思い込み。
・遺伝的レベル・・・先祖代々受け継がれている思い込み。遺伝子の周囲に保存されている。
・歴史的レベル・・・過去世の記憶や人類の集合意識から来ている思い込み。エーテル体に保存されている。
・魂のレベル・・・魂にまで到達している思い込み。


各レベルの説明は、現段階で僕が理解している内容を書きました。


シータヒーリングでは、その人に特定の思い込みがあるかどうか確認するプロセスがあります。
そして、クライアントが取り除いてほしいと依頼したものを取り除きます。
また、ポジティブな思い込みを入れたり、クライアントがそれまでの人生で味わったことのないポジティブな感覚(喜びや愛など)を体験させることもできるそうです。


例えば、「私は自分自身を愛している」という思い込みを持っていない人がいるとします。
その思い込みがないのはどのレベルか、上の4つのレベルそれぞれで確認をします。(思い込みを確認するときは、否定形ではない文章で確認する。ネガティブな思い込みを確認するときも、「お金持ちは悪である」というように肯定形にする。)
確認はOリングと呼ばれる方法で行われます。(テストされる人が親指と人差し指で丸を作り、テストする人が、それを開くように力を入れるやり方。yesだと閉じたままでnoだと開く。)
そして、この思い込みは、思考の核レベルにはあるけれど、遺伝的レベルにはない、というように調べていきます。
それぞれのレベルの思い込みをヒーリングするには、それぞれのレベルに応じたプロセスを実行する必要があるそうです。
めんどくさい方法ですが、その思い込みを何世代も、またいくつもの転生で抱えてきている人にとっては、ものの十数分、早くて数分で手放せるのですから楽ですよねw


人は様々な思い込みを持って生きていますし、それを基に行動します。
だから、そこに直接アプローチできる手法として、シータヒーリングは活用できると思います。
例え病気にかかっていなくても、使いようによっては人生を変えるツールになるんじゃないでしょうか。
今は、そんなツールで溢れていますね。
人生で壁にぶつかったときに試してみるといいかもしれません。


ちなみに一人でもOリングを使う方法があるようです。
下記に動画を貼ってみました。興味がありましたらどうぞ^^
ではっ!