場の影響

環境は受け継がれます。
例えば、大企業の社長の席。
そこに座れば、たくさんの人にチヤホヤされます。
その席に誰が就こうと関係ありません。
政治家の地盤、国家公務員上級職の席も同じでしょう。
どれだけ熱意ある人がその席に就こうと、並みの人間である限りその『魔力』からは逃れられないと思います。
その席に働いている力は、人からチヤホヤされる、という目に見える形の力だけではないからです。
代々その席に座ってきた人達の想念が蓄積されているはずです。
席だけではありません。
社長室、局長室、国会議事堂・・・
場に染み付いた代々の権力者の想念がそこにはこびりついています。


同じことが神社仏閣にも言えます。
人の想念は場に蓄積されるからです。
神社仏閣には様々な祈願の念が込められています。
また、元々強い磁場というか、なんらかの強い力を持っている場は、そういった想念を集めやすいのだと思います。
だから、神社仏閣に行くと、良い悪いなく、願掛けしやすいのでしょう。
夢を叶えるのも、人を呪うのも。


勿論、自分が住んでいる場所もそうです。
模様替えをすると気分が一新されるのは、本当に場のエネルギーを変える効果があるからでしょう。
引越しをすることも運気を変えるのに役立ちそうです。


元々その場にあった何らかの力は、似たようなレベル、波動の想念を引き寄せます。
自分が気に入っている場所があるとしたら、その場所を客観的に見てみるといいかもしれません。
そうすると今の自分の波長がどのような状態なのかを、場を鏡にするように知ることができると思います。


また、いつも同じような思考パターン、行動パターンに嵌りがちなのであれば、いつもと違う場所に出かけてみるのはパターンを変えるのに効果があると思います。
先日書いた、ジュネシーンさんの本にあった『反復エネルギー』には、この場のエネルギーも含まれそうです。


反復エネルギーとは、どんな小さなことでも繰り返すことで生じ、増幅していくエネルギーのことです。
例えば、毎日、『ありがとう』と言っていると、感謝のエネルギーが蓄積されていきます。
エネルギー同士の作用や効果については、まだよく分かりませんが、そのエネルギーがネガティブかポジティブかは簡単に判断が付くと思います。
そして、そのエネルギーがそれに近い何かを引き寄せるわけです。


こういった観点から日常を眺めてみたり、ニュースを眺めてみるとおもしろいと思います^^
とりあえず、首相官邸はどこかに新しく立て直した方がいいんじゃないでしょうかね?
あと、国会議事堂も。


ではっ!