ゆるすということ ジェラルド・G・ジャンポルスキー著 大内博訳

ゆるすということ―もう、過去にはとらわれない (サンマーク文庫)

ゆるすということ―もう、過去にはとらわれない (サンマーク文庫)

原題は勿論、「Forgiveness」そして「The Greatest Healer of All」と副題が続きます。
本の内容はまさにこのタイトル通りで、「ゆるすこと」を通じて癒されよう!という感じです。


この本は比較的新しく、1999年に書かれたそうです。
だから先日ご紹介した「愛とは怖れを手ばなすこと」から20年が経っているということになります。
しかし、内容は一貫しています。
恐らくずっと実践をしてきて、「ゆるし」の効果が普遍的であるから、内容も変わらないんだと思います。


この人から感じるのは、「ゆるし」というのは生きる姿勢であり、信念である、ということです。
「ゆるす」ということがどうゆう効果を持っているのか、実際に試し人生を変えてきた。
しかし、どこかで終わり、ということではなく、それが生きる姿勢になっている。
つまり、「ゆるす」ことが習慣になっているんだと思います。


先日紹介をした、ジュネシーンさんの本「幸せになろう!」にあった反復エネルギーのポジティブな利用法はまさにこれだと思います。


さて、それでは「ゆるし」とは何か・・・
まだ僕も分かりきってません^^;
ただ、怒りや憎しみ、といった感情を感じていると、愛を感じられません。
だから、「ゆるす」ことで、怒りや憎しみをリリースします。
また、怖れや悲しみ、失望、絶望、なども同様に愛を阻害します。
だから、同じようにリリースする。


そして、そのようなネガティブな感情を体験すると、ネガティブな物の見方や体験パターン(型)が生まれます。
例えば、宝くじに何度もはずれていると、「宝くじは当たらないもの」という見方が生まれます。
それから、何度も宝くじを買い、当たらないと、期待→失望というパターンが生まれます。
そしてそれが当たり前になる。
そうゆうものだと思い込む。
これはネガティブな反復エネルギーですよね。
これじゃあ、当たらないと思いませんか?
「ゆるす」というのは、こういった物の見方や体験のパターンをリリースすることも含みます。


じゃあ、どうやってゆるすのか。
僕は、シータヒーリングや、ホ・オポノポノの4つの言葉、あと、ジュネさんの「幸せになろう!」にあった、心の中の「先生」にお願いして消してもらう、ということを色々試しています。
ジャンポルスキーさん自身は、「心の安らぎ」を得るために「ゆるす」ことを実践する、という基本姿勢を貫き、ネガティブな思考や感情を生み出す考え方に気づいたら、それを変えたり、瞑想をしたりしているようです。
きっと、「ゆるそう!」と心の姿勢を決めてしまえば、方法は向こうからやってくるんだと思います。
「方法」には困らない時代ですので^^
この本も何度も読み返せそうなくらい薄いので、読んでるだけで、“ゆるせちゃう”かもしれませんねw
ではっ!