TPPについて考えてみました2

TPPは、日本のデフレにどう影響を与えるのでしょうか?


日本経済の疲弊はデフレにあると言われています。
モノの価格が下がり、企業の利益が減り、社員の給料が減り、モノが売れなくなるので、また価格が下がる。
というデフレスパイラルという状況に日本は陥っています。
景気が良くなるためには、たくさんのお金が市場を行きかう必要があります。
しかし、一般的な社会でやり取りされるお金の額はデフレにより減っているわけです。
市場を活性化させるためにはどんどんとお金を使ってもらわなくてはいけません。


日本がTPPに参加すれば、今までより安く、モノが入ってきます。
給料の減った人は安いモノを買いたがるでしょう。
そうすると、デフレは改善するどころか、一層悪化するのではないでしょうか?


なおかつ、労働規制の自由化、という項目もあるので、外国からドンドンとヒトやサービスが入ってくるようなことがあれば、賃金の低下も招くでしょう。
日本国内の経済は活性化するどころか、より疲弊しそうな気がします。
一方、輸出が強い企業は、これからの市場であるアジアにモノを売ることができるので業績を伸ばすかもしれません。
物価の低下と賃金の低下を相殺できるほどに輸出で稼げるかどうか。


ただ、これは平時における判断ですね。
今は、何にせよ、国内経済を活性化させて東日本の振興に勤めるべき時です。
国内の、ヒト、カネ、モノの流れを活性化させるべきときに、よりデフレを加速させるような危険性のある方向へ舵を切ることが果たして必要でしょうか。


沖縄県の米軍基地問題にせよ、TPPにせよ、従来の日本の判断基準である、アメリカ追従、日米安保死守の姿勢を貫くことが本当に日本のためになるのか。
国会議員や国家公務員、それから日本の偉い人達に真剣に考えてもらいたいです。


と、まあ、以上が前振りです(笑)
次回、日本のTPP参加の是非がどのような集合意識の表れなのかをタロットで観てみます^^
これが書きたくて、大した詳しくもない社会、経済の記事を書いたわけですねw
では、次回をお楽しみに!