理想と現実のギャップを埋める

THE SECRET [DVD]」を観るなどして、引き寄せの法則を実践しようとするとき、障壁があることに気づきました。


自分の理想や願望をリスト化したり夢のコラージュ(宝地図)にしたりして、それが叶った状態をイメージします。
そして、その状態の気分を味わいます。
ここまでやると、気分が高揚し、楽しい気分になるのですが、とりあえず現状は何も変わっていません。(いきなり目の前に理想の車が出てきたりしません^^;)
人によっては冷めてしまうか、失望してしまうのではないでしょうか?


これは理屈ではなく、感情の問題です。
ビジュアライゼーション(理想を想像して気分を高める)をすると気分が高揚しますが、それを止めると現状に戻ります。
現状は、過去の引き寄せの結果なので、過去ネガティブな思考を抱いていたとするなら、マイナスの状態です。
理想の状態の感情をプラス10000くらいと見るなら、現状はマイナス10くらいでしょうか。
この落差に感情的に失望しない人はいないんじゃないでしょうか?


僕もいつの間にか理想と現状を比べていました。
そうすると、引き寄せの法則を実践している感情の裏で、焦りや不満を感じてしまいます。
それが“無理ながんばり”に繋がっていました。


理想と現状の感情のギャップを埋める鍵、それは“感謝すること”にあるんじゃないでしょうか?
「The Secret」にも現状に感謝することについて言及されていました。
感謝するといっても、そこまで難しいことをする必要はありません。
現状で、楽しいこと、好きなこと、気持ちの良いこと、嬉しいことを思い浮かべて、それが何のおかげかを考えます。


たとえば、僕はドライブが好きですが、それは車のおかげです。
その車は家の車なので、父が購入してくれたおかげで使用できます。
また、その車は中古車なので、それを扱う中古車屋が取り扱ってくれたので使用できます。
中古車ということはそれを売った前の持ち主が購入してくれたおかげで購入することができました。
前の持ち主が新車で購入したとすれば、車のディーラーが取り扱いしてくれたおかげですし、その車を工場で作ってくれた人、部品を作ってくれた人、車を設計して開発してくれた人、またガソリンスタンドの人や、ガソリンの販売に関わっている人、油田を掘る人などなどなどのおかげ様で僕は車が使え、様々なところへ行けます。
ちょっと考えるだけでこれだけの“おかげ様”が見つかります。
それでイチイチ、有り難いなぁ〜、と軽い感じで思うわけです。
これで十分です。


1.ビジュアライゼーションで願望・夢を想像し、感情を味わう。
2.日常生活で思い立ったら、楽しかったことや嬉しかったことを思い浮かべ、おかげ様を考える。
3.願望・夢を受け取る。


形だけでも現状に感謝すると、「今も悪くないじゃん」と思えます。
そうすると理想と現状の比較をしないでも済むのではないでしょうか。
気づいたことを思いついたまま書いてみました^^
参考にどうぞ。
ではっ!